問題:「78歳の男性。手がふるえ、動作が緩慢で、表情がなく、前かがみになりやすく、筋肉がこわばる。」本症例の原因で適切なのはどれか。

1.錐体路障害 

2.炎症性脱髄 

3.ドパミン欠乏 

4.アセチルコリン受容体障害 

 解答:3 (正答率75% ☆☆☆☆)

 解説:本症例はパーキンソン病が考えられる。パーキンソン病では原因としてドパミンが減少し、アセチルコリンが増加する。

 はり師 きゅう師 第25回(2016年度) 問題78 臨床医学各論 【大項目】2.神経・筋疾患 【中項目】D.変性疾患 【大問】

 類似問題:

本症例でみられる運動障害ではないのはどれか。

1. 多動

2. 寡動

3. 筋固縮

4. 無動

解答:1