問題:次の文で示す症例に対して神経を介した治療部位として最も適切なのはどれか。「52歳の女性。1年前に子宮癌で摘出手術を受けた。転移はない。会陰部の痛みとともに、尿失禁も起こるようになった。」

1.上後腸骨棘と大転子頂点の中点の下方4cmの点 

2.上後腸骨棘と坐骨結節下端内側を結ぶ線の上から50~60%の点 

3.仙骨角と大転子頂点の中点 

4.尾骨先端と大転子頂点の中点 

解答:2 (正答率36% ☆☆)

解説:会陰神経の支配する場所は会陰の皮膚、陰嚢または陰唇、尿道括約筋がある。なので会陰神経に刺激を加える場所として2番が正しい。

はり師 きゅう師 第27回(2018年度) 問題132 東洋医学臨床論 【大項目】5.疾患に対する東西両医学からのアプローチ 【中項目】F.腎・泌尿器疾患

 類似問題:

会陰神経を刺激する場所はどこか。

1.上後腸骨棘と坐骨結節下端内側を結ぶ線の上から50から60%の点。

2.大腿部内側、薄筋と縫工筋の間、膝蓋骨底の上方4寸

3.下腿外側、腓骨の後方の上方7寸

4.頭部、外眼角の外方5分

解答:1