問題:「63歳の女性。主訴は尿もれ。咳をしたり、重い荷物を持ったりすると尿がもれる。腰背部がだ るく、足が冷える。舌は淡で歯痕、脈は沈細。」本症例の尿もれと最も関係するのはどれか。

1.骨盤底筋群 

2.大殿筋 

3.膀胱排尿筋 

4.腹直筋 

解答:1 (正答率45% ☆☆)

解説:骨盤底筋群は骨盤腔を塞ぐように存在する複数の筋肉であり、作用としては内臓(子宮や膀胱など)の重みを支えることと骨盤腔全体を塞ぐことで、便意や尿意があると緩み、排泄をすること。

はり師 きゅう師 第27回(2018年度) 問題137 東洋医学臨床論 【大項目】4.症候に対する東西両医学からのアプローチ 【中項目】H.腎・泌尿器の症候

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