問題:汎血球減少症をきたすのはどれか。

1.腎性貧血 

2.溶血性貧血 

3.鉄欠乏性貧血 

4.再生不良性貧血 

 解答:4 (正答率94% ☆☆☆☆)

 解説:肝硬変は、汎血球減少がみられる。肝硬変では、肝臓の血流抵抗が増加するため、門脈圧が上昇する。その結果、脾臓に血液がうっ滞し、脾腫が引き起こされて脾臓機能が亢進。その為血球破壊が亢進して汎血球減少となる。

 はり師 きゅう師 第25回(2016年度) 問題63 臨床医学各論 【大項目】7.血液・造血器疾患 【中項目】該当なし

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