2019-07-14から1日間の記事一覧

問題:「62歳の男性。右側の腰から下肢にかけての痛み、 しびれがある。歩くと痛みは強くなり歩けなくなるが、休むと再び歩けるようになる。足関節・上腕血圧比は1.0であった。」歩行中に右下肢痛が起こったときの対応として、体幹の姿位で最も適切なのはどれか。

1.前屈 2.後屈 3.右側屈 4.左側屈

問題:「62歳の男性。右側の腰から下肢にかけての痛み、 しびれがある。歩くと痛みは強くなり歩けなくなるが、休むと再び歩けるようになる。足関節・上腕血圧比は1.0であった。」本症例の徒手検査所見で陽性を示すのはどれか。

1.SLRテスト 2.ケンプ徴候 3.大腿神経伸展テスト 4.K・ボンネットテスト

問題:「40歳の女性。数年前より手指のこわばりを自覚していた。最近、症状の増悪と手指の関節痛、腫脹が認められ来院した。冷たいものに触ると手指が白くなることがある。検査では抗トポイソメラーゼI抗体(抗Scl-70)が陽性であった。」本疾患の合併症として最も多いのはどれか。

1.ブドウ膜炎 2.ネフローゼ症候群 3.逆流性食道炎 4.シェーグレン症候群

問題:「40歳の女性。数年前より手指のこわばりを自覚していた。最近、症状の増悪と手指の関節痛、腫脹が認められ来院した。冷たいものに触ると手指が白くなることがある。検査では抗トポイソメラーゼI抗体(抗Scl-70)が陽性であった。」本症例の手指の所見はどれか。

1.ゴットロン徴候 2.ばち指 3.レイノー現象 4.スプーン状爪

問題:「50歳の男性。主訴は下肢の浮腫。血液検査は総蛋白5.2g/dl,アルブミン2.5g/dl、総コレステロール280mg/dl。尿検査は尿糖3+、尿蛋白4+であった。」本症例でみられる浮腫の主な原因はどれか。

1.静水圧の上昇 2.血漿膠質浸透圧の低下 3.血管透過性亢進 4.リンパ液のうっ滞

問題:「50歳の男性。主訴は下肢の浮腫。血液検査は総蛋白5.2g/dl,アルブミン2.5g/dl、総コレステロール280mg/dl。尿検査は尿糖3+、尿蛋白4+であった。」下肢浮腫の触診部位で最も適切なのはどれか。

1.脛骨前面 2.内果 3.外果 4.アキレス腱

問題:ADLの評価のFIMに含まれるのはどれか。

1.買い物 2.排尿管理 3.調理 4.ジョギング

問題:股関節の関節可動域の測定について正しいのはどれか。

1.外転は側臥位で行う。 2.内転は坐位で行う。 3.屈曲は立位で行う。 4.伸展は腹臥位で行う。

問題:関節リウマチについて正しいのはどれか。

1.男性に多い。 2.関節のこわばりは夕方に多い。 3.対称性の関節腫脹を認めることが多い。 4.遠位指節間関節の腫脹を認めることが多い。

問題:甲状腺機能低下症でみられるのはどれか。

1.頻脈 2.眼球突出 3.粘液水腫 4.発汗過多

問題:させられ体験がみられるのはどれか。

1.統合失調症 2.単極性障害 3.双極性障害 4.広汎性発達障害

問題:ホルネル症候群がみられやすいのはどれか。

1.食道癌 2.胃癌 3.大腸癌 4.肝臓癌

問題:僧帽弁狭窄症について正しいのはどれか。

1.男性に多い。 2.先天性が多い。 3.心拍出量が増加する。 4.心房細動の合併が多い。

問題:狭心症について正しいのはどれか。

1.異型狭心症は日中に起こりやすい。 2.狭心痛は大動脈壁の内膜に生じた亀裂に血液が流入することで生じる。 3.心エコー検査で心臓の動きは正常である。 4.発作時の治療に抗血小板薬が用いられる。

問題:呼吸器感染症について正しいのはどれか。

1.上気道炎の治療は主に抗菌薬である。 2.65歳以上の高齢者には肺炎球菌ワクチンが推奨されている。 3.インターフェロンγ遊離試験は非結核性抗酸菌症で陽性となる。 4.日本の結核患者数は先進国の中では少ない。

問題:感染症について正しいのはどれか。

1.インフルエンザウィルス感染は迅速な検査が可能である。 2.麻疹は「三日ばしか」と言われている。 3.帯状疱疹は単純ヘルペスウィルスによる感染である。 4.梅毒はクラミジアによる感染である。

問題:感染症に罹患しやすいのはどれか。

1.血友病 2.悪性リンパ腫 3.鉄欠乏性貧血 4.遺伝性球状赤血球症

問題:脂肪肝に関係ないのはどれか。

1.肥満 2.糖尿病 3.肝硬変 4.胆嚢ポリ-プ

問題:肺癌について正しいのはどれか。

1.死亡数は女性が多い。 2.骨転移はまれである。 3.小細胞癌が最も多い。 4.受動喫煙は危険因子である。

問題:中皮腫と関連するのはどれか。

1.塩蔵食品 2.アルコール 3.アスベスト 4.アセトアルデヒド

問題:スポーツ中に肉ばなれを起こしやすいのはどれか。

1.大殿筋 2.大腰筋 3.前脛骨筋 4.腓腹筋

問題:骨密度が保たれていても骨折を起こしやすいのはどれか。

1.糖尿病 2.高血圧症 3.脂質異常症 4.高尿酸血症

問題:頚椎症性神経根症でみられるのはどれか。

1.握力低下 2.腱反射亢進 3.尿閉 4.病的反射

問題:下腿の区画と筋の組合せで正しいのはどれか。

1.前区画 ― 長指屈筋 2.外側区画 ― 後脛骨筋 3.深後区画 ― 長腓骨筋 4.浅後区画 ― ヒラメ筋

問題:変形性股関節症の原因とならないのはどれか。

1.ペルテス病 2.単純性股関節炎 3.外傷性股関節脱臼 4.大腿骨頭すべり症

問題:「45歳の男性。最近、心窩部から背中の皮膚にかけて痛みが起きる。胸やけ、食欲不振もある。上部消化管内視鏡検査では、胃角部に潰瘍を認め、ヘリコバクター・ピロリの感染を疑った。」ヘリコバクター・ピロリの検査はどれか。

1.尿素呼気検査 2.胃液測定 3.尿沈渣検査 4.血清ペプシノーゲン測定

問題:「45歳の男性。最近、心窩部から背中の皮膚にかけて痛みが起きる。胸やけ、食欲不振もある。上部消化管内視鏡検査では、胃角部に潰瘍を認め、ヘリコバクター・ピロリの感染を疑った。」本症例の背中の皮膚の痛みで最も適切なのはどれか。

1.空腹時に起こる。 2.関連痛である。 3.体性痛である。 4.内臓痛である。

問題:「78歳の男性。手がふるえ、動作が緩慢で、表情がなく、前かがみになりやすく、筋肉がこわばる。」本症例の原因で適切なのはどれか。

1.錐体路障害 2.炎症性脱髄 3.ドパミン欠乏 4.アセチルコリン受容体障害

問題:「78歳の男性。手がふるえ、動作が緩慢で、表情がなく、前かがみになりやすく、筋肉がこわばる。」本症例でみられる症状と所見の組合せで正しいのはどれか。

1.手がふるえる ― 企図振戦 2.表情がない ― 満月様顔貌 3.前かがみになる ― 起坐位 4.筋肉がこわばる ― 固縮

問題:「7歳の女児。主訴は歩行異常。トレンデレンブルグ徴候がみられた。」本症例で筋力低下をきたした筋の主な運動はどれか。

1.罹患関節の伸展 2.罹患関節を屈曲しながらの外転 3.罹患関節の内旋 4.罹患関節の外転