問題:骨密度が保たれていても骨折を起こしやすいのはどれか。

1.糖尿病 

2.高血圧症 

3.脂質異常症 

4.高尿酸血症 

 解答:1 (正答率62% ☆☆☆)

 解説:糖尿病の場合、血糖値が高く高血糖の状態が続くと、酸化ストレスが起こり、骨基質となるコラーゲンが劣化する。高血圧症は、高血圧の原因となる塩分の摂り過ぎは、カルシウムを尿中に排泄する作用を強めるので、カルシウム不足により骨密度が低下する。脂質異常症は、骨の代謝に影響を及ぼして骨質を低下させる。高尿酸血症は、腎臓結石の原因となる。

 はり師 きゅう師 第26回(2017年度) 問題59 臨床医学各論 【大項目】11.運動器疾患 【中項目】B.骨代謝性疾患

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この中で最も痛風の原因となりえるのはどれか。

1.糖尿病

2.高血圧症

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