問題:呼吸器感染症について正しいのはどれか。

1.上気道炎の治療は主に抗菌薬である。

2.65歳以上の高齢者には肺炎球菌ワクチンが推奨されている。

3.インターフェロンγ遊離試験は非結核性抗酸菌症で陽性となる。

4.日本の結核患者数は先進国の中では少ない。

 解答:2 (正答率76% ☆☆☆☆)

 解説:1.の上気道炎はウイルス感染症がほとんどであるため抗ウイルス薬である。 2.は正しい。 3は結核感染者で陽性となる。 4.は少ないではなく多い。

 はり師 きゅう師 第26回(2017年度) 問題66 臨床医学各論 【大項目】3.呼吸器・胸壁疾患 【中項目】A.感染性肺疾患

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呼吸器感染症について誤っているのはどれか。

1.上気道炎の治療は主に抗ウイルス薬である

2.65歳以上の高齢者には肺炎球菌ワクチンが推奨されていない

3.インターフェロンγ遊離試験は結核感染者で陽性となる

4.日本の結核患者数は先進国の中では多い

解答:2

2.は現在、65歳以上の高齢者には肺炎球菌ワクチンが推奨されているため誤っている。