問題:急性ウィルス性肝炎で正しいのはどれか。

1.A型肝炎では発熱がよくみられる。 

2.B型肝炎では垂直感染はみられない。 

3.C型肝炎では劇症化することが多い。 

4.E型肝炎では生鮮魚介類摂取が原因となることが多い。 

 解答:1 (正答率46% ☆☆)

 解説:A型肝炎では、一般的に発熱から始まり、黄疸、食欲不振、倦怠感などの症状が発現する。B型肝炎の感染経路は、性行為や医療行為などで、垂直感染はみられる。C型肝炎は慢性化することは多いが、A型やB型に比べると症状が軽く、大多数に人で自覚症状がない。生鮮魚介類の摂取が原因となるのはA型肝炎である。

 はり師 きゅう師 第24回(2015年度) 問題57 臨床医学各論 【大項目】5.消化器疾患 【中項目】E.肝臓疾患

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急性ウィルス性肝炎で正しいのはどれか。 

1.A型肝炎では飛沫感染がみられる。

2.B型肝炎では垂直感染はみられる。

3.C型肝炎では慢性化することはない。

4.B型肝炎では生鮮魚介類摂取が原因となることが多い。