問題:膜輸送について正しいのはどれか。

1.単純拡散では濃度勾配に逆らって物質が細胞膜を通過する。 

2.促通拡散ではATP分解で生じたエネルギーを利用する。 

3.食作用では細胞膜が物質を包み込んで細胞内に取り込む。 

4.膜動輸送では担体蛋白質を介して物質が細胞に取り込まれる。 

 解答:3 (正答率64% ☆☆☆)

 解説:膜輸送は単純拡散、促通拡散、イオンポンプ、イオンチャネル、食作用がある。
単純拡散は水や呼吸ガスや脂溶性物質が自由に通過する。
能動輸送はATPの分解で生じたエネルギーを利用して動かしている。
促通拡散は細胞膜に埋め込まれた担体タンパク質により運ばれる。
食作用は全体を細胞膜に包んで取り入れる(細胞運動)。

 はり師 きゅう師 第25回(2016年度) 問題16 解剖学 【大項目】1.人体の構成 【中項目】A.細胞

 類似問題:

ATPの分解で生じたエネルギーを利用するのはどれか。

1.促通拡散

2.食作用

3.イオンチャネル

4.能動輸送

解答:4