問題:「65歳の男性。1か月前から右足の冷えと歩行中の痛みが出るようになった。休むと痛みが軽減し、再び歩くことができる。ただし、前屈み姿勢により痛みは変化しなかった。痛みの部位はふくらはぎと足底。動脈の触診では膝窩動脈の拍動を確認できたが、右側下腿の動脈拍動は減弱。」歩行中の痛みを起こす原因はどれか。

1.L5神経根の刺激 

2.筋肉の虚血 

3.末梢神経の炎症 

4.筋肉の内圧上昇 

   解答:2 (正答率69% ☆☆☆)

 解説:この症例は閉塞性動脈硬化症と予想できる。
よって筋肉の虚血で痛みが起こる。

 はり師 きゅう師 第23回(2014年度) 問題137 東洋医学臨床論 【大項目】5.疾患に対する東西両医学からのアプローチ 【中項目】D.循環器疾患

 類似問題:

閉塞性動脈硬化症の症状を起こすものとして正しいものはどれか。
1.L5神経根の刺激2.筋肉の虚血3.末梢神経の炎症4.筋内圧亢進
答え:2