問題:肩甲骨の下方回旋筋拘縮による肩の外転障害がみられる場合、局所施術部位として最も適切なのはどれか。

1.肩井 

2.肩外兪 

3.膏盲 

4.扶突 

解答:3 (正答率64% ☆☆☆)

解説:

膏肓は菱形筋上に位置し、菱形筋の作用は肩甲骨の下方回旋である。

1肩井は僧帽筋上部に位置する。
僧帽筋上部は肩甲骨の挙上、内転に作用する。
2肩外兪は僧帽筋中部、肩甲挙筋に位置している。僧帽筋中部の作用は内転である。
4扶突は胸鎖乳突筋、前斜角筋、広頚筋に位置する。

はり師 きゅう師 第26回(2017年度) 問題130 東洋医学臨床論 【大項目】4.症候に対する東西両医学からのアプローチ 【中項目】K.神経、運動器の症候

 類似問題: