問題:次の文で示す患者の病態に対し、罹患局所への施術対象となる経穴で最も適切なのはどれか。 「28歳の女性。テニスを10年続けて上級者となってきた。2週間ほど前から肘の内側に痛みを感じるように なった。熱感や腫脹はない。」

1.肺経の絡穴 

2.心包経の郄穴 

3.大腸経の絡穴 

4.三焦経の郄穴 

解答:2 (正答率69% ☆☆☆)

解説:上腕骨内側上顆に付着する屈筋群には、尺側手根屈筋、長掌筋、橈側手根屈筋、浅指屈筋、円回内筋がある。心包経の郄穴である郄門は、長掌筋、橈側手根屈筋、浅指屈筋上にある。

はり師 きゅう師 第27回(2018年度) 問題122 東洋医学臨床論 【大項目】7.スポーツ領域における鍼灸施術 【中項目】C.主なスポーツ障害・外傷に対する鍼灸施術