問題:L4 ‒ L5間の後外側への椎間板ヘルニアによる下肢の痛みに対する局所治療穴として最も適切なのはどれか。

1.承筋 2.陰谷 3.地機 4.足三里

問題:次の文で示す症例で罹患神経の絞扼部位に対する刺鍼部位として最も適切なのはどれか。 「33歳の女性。主訴は右手掌の母指から環指橈側にかけての痛みとしびれ。妊娠中に発症し、出産後、家事と育児で症状が増悪し、物がつまみにくくなった。」

1.肘頭と上腕骨外側上顆の間 2.肘頭と上腕骨内側上顆の間 3.橈側手根隆起と尺側手根隆起の間 4.豆状骨と有鈎骨鈎の間

問題:過活動膀胱の患者に対する治療で、仙髄排尿中枢を介した治療穴として最も適切なのはどれか。

1.水分 2.三焦兪 3.腎兪 4.中髎

問題:特発性三叉神経痛の好発部位に対する局所治療穴として最も適切なのはどれか。

1.陽白 2.四白 3.印堂 4.魚腰

問題:次の文で示す異常歩行に対して筋萎縮の予防を目的に低周波鍼通電療法を行う場合、治療穴の組合せとして適切なのはどれか。 「つま先が上がりにくく、膝を高く上げた後、つま先から接地するように歩く。」

1.伏兎 ― 陰市 2.委中 ― 承山 3.地機 ― 三陰交 4.足三里 ― 下巨虚

問題:鍼施術で気胸を起こすリスクが最も高い経穴はどれか。

1.天宗 2.身柱 3.附分 4.三焦兪

問題:次の文で示す症例に対する生活指導で最も適切なのはどれか。 「32 歳の女性。頸は細く、なで肩。長時間のパソコン作業で肩こりに続き、持続性の鈍痛が後頭部に出現。仕事を休むほどではない。悪心・嘔吐、光過敏は伴わない。」

1.パソコン作業時は肘掛けの使用を控える。 2.後頸部の筋群の筋力トレーニングを行わせる。 3.入浴はシャワーのみで済ませる。 4.現在より高さのある枕を使用させる。

問題:「45 歳の女性。2 か月前から易疲労感、動悸、息切れ、体重減少が出現した。血液検査では、血中ヘモグロビンと平均赤血球容積は低値であった。」薬物治療にて症状は改善した。今後食事で特に摂取すべきものはどれか。

1.赤身の肉類 2.豆腐 3.緑黄色野菜 4.海藻

問題:「45 歳の女性。2 か月前から易疲労感、動悸、息切れ、体重減少が出現した。血液検査では、血中ヘモグロビンと平均赤血球容積は低値であった。」症状発現の基礎疾患となるのはどれか。

1.心臓弁膜症 2.子宮筋腫 3.甲状腺機能亢進症 4.気管支喘息

問題:「14 歳の男子。サッカー部に入部してから3 か月が経過した。最近腰部を反らすと腰に痛みが出るようになり来院した。」本症例に特徴的な単純エックス線所見はどれか。

1.椎間板腔の狭小化 2.腰椎前弯の消失 3.テリアの首輪 4.椎体の変形

問題:「14 歳の男子。サッカー部に入部してから3 か月が経過した。最近腰部を反らすと腰に痛みが出るようになり来院した。」予想される診察所見はどれか。

1.体前屈で腰痛が増強する。 2.体幹回旋で腰痛が増強する。 3.SLR テストは陽性となる。 4.FNS テストは陽性となる。

問題:「75 歳の男性。脚立から落下し、手足が動かなくなった。非骨傷性脊髄損傷と診断され入院した。肘関節の屈曲は可能、手関節の伸展と屈曲および肘関節の伸展は不能であった。」退院時には屋内歩行が可能となったが、箸がうまく使えなかった。退院の準備として正しいのはどれか。

1.長下肢装具の作製 2.意思伝達装置の導入 3.歩行ロボットの導入 4.食事に対する自助具の作製

問題:「75 歳の男性。脚立から落下し、手足が動かなくなった。非骨傷性脊髄損傷と診断され入院した。肘関節の屈曲は可能、手関節の伸展と屈曲および肘関節の伸展は不能であった。」本患者の脊髄節残存高位はどれか。

1.C5 2.C6 3.C7 4.C8

問題:「70 歳の男性。約20 年前に2 型糖尿病と診断され薬物治療を受けている。最近急に複視が出現した。正中視で右眼は外転位をとっている。対光反射は異常なく眼瞼下垂もない。」神経症状発現の病態生理として正しいのはどれか。

1.浮腫 2.虚血 3.炎症 4.圧迫

問題:「70 歳の男性。約20年前に2 型糖尿病と診断され薬物治療を受けている。最近急に複視が出現した。正中視で右眼は外転位をとっている。対光反射は異常なく眼瞼下垂もない。」障害されている脳神経はどれか。

1.視神経 2.動眼神経 3.滑車神経 4.外転神経

問題:パーキンソン病患者の理学療法でメトロノームを用いて改善が期待されるのはどれか。

1.小刻み歩行 2.構音障害 3.書字障害 4.振戦

問題:関節リウマチに特徴的なのはどれか。

1.環軸関節亜脱臼 2.下垂手 3.反張膝 4.内反尖足

問題:骨折に注意してリハビリテーションを行う必要のある疾患はどれか。

1.腰椎椎間板ヘルニア 2.腰部脊柱管狭窄症 3.転移性脊椎腫瘍 4.筋筋膜性腰痛

問題:COPD の呼吸筋トレーニングはどれか。

1.水の入ったビンを吹く。 2.リラクゼーションを行う。 3.スクイージングを行う。 4.エルゴメータで訓練を行う。

問題:脳性麻痺について正しいのはどれか。

1.自閉症を合併することが多い。 2.原因に進行性の疾患が含まれる。 3.生下時より骨変形をきたしている。 4.麻痺が進行することはない。

問題:C6 完全麻痺の脊髄損傷患者が目標とするADL として正しいのはどれか。

1.人工呼吸器からの離脱 2.環境制御装置の利用 3.移乗動作の自立 4.坂道での車椅子駆動の自立

問題:正常歩行時に若年者より高齢者で増加するのはどれか。

1.歩幅 2.速度 3.前傾姿勢 4.骨盤回旋

問題:失語症の分類で、自分の考えていることを言語でうまく表現できず、発話が非流暢的で、復唱も障害されるのはどれか。

1.全失語 2.運動性失語 3.感覚性失語 4.伝導失語

問題:失語症の分類で、自分の考えていることを言語でうまく表現できず、発話が非流暢的で、復唱も障害されるのはどれか。

1.全失語 2.運動性失語 3.感覚性失語 4.伝導失語

問題:原発性サルコペニアの発症要因はどれか。

1.廃用性萎縮 2.加齢 3.低栄養 4.悪性腫瘍

問題:回復期リハビリテーションの内容として最も適切なのはどれか。

1.就労支援 2.歩行能力の向上 3.人工呼吸器の離脱 4.意識障害の覚醒促進

問題:介護保険制度による在宅ケアはどれか。

1.共同生活援助 2.就労移行支援 3.地域定着支援 4.通所リハビリテーション

問題:膵癌のリスクファクターでないのはどれか。

1.糖尿病 2.慢性膵炎 3.喫煙 4.高血圧

問題:非代償性肝硬変でみられる血液検査所見はどれか。

1.総ビリルビン値低下 2.血小板減少 3.プロトロンビン時間短縮 4.アルブミン値上昇

問題:ウイルス性肝炎で生の貝類の摂取により最も感染しやすいのはどれか。

1.A型 2.B型 3.C型 4.E型