問題:コルチゾールの働きでないのはどれか。
1.抗ストレス作用をもつ。
2.免疫機能を高める。
3.胃酸の分泌を促す。
4.血糖値を高める。
解答:2 (正答率11% ☆)
解説:コルチゾールは副腎皮質から産生・分泌させる主な糖質コルチコイドである。主要な作用は筋肉や結合組織などでは蛋白質分解による血中へのアミノ酸放出促進、脂肪組織では脂肪分解による血中への脂肪酸とグリセロール放出促進、肝臓ではアミノ酸とグリセロールからの糖新生によってグルコースを増加させ4.血糖値を増加させることである。高濃度のコルチゾールは炎症反応や2.免疫機能を抑制する。ほかにカテコールアミン、グルカゴンの十分なホルモン作用発揮に必要なこと1.種々のストレスに対する抵抗力を高める作用3.胃酸分泌を促進する作用などがある。
はり師 きゅう師 第25回(2016年度) 問題32 生理学 【大項目】8.内分泌 【中項目】B.ホルモンの種類とその働き
類似問題:
コルチゾールの働きはどれか
1.炎症反応を抑制する
2.グルコースの取り込みを抑制する
3.蛋白質を合成する
4.ストレスへの抵抗力を低下させる
解答1