問題:次の文で示す症例に対する鍼灸の効果を評価するのに最も適切なのはどれか。「62歳の女性。主訴は肩こり。半年ほど前から興味や喜びがわかなくなり、食欲が減退し、よく眠れず朝早く目が覚める。疲れやすく思考力が低下している。幻覚や記憶の障害はなく、動悸、めまいもない。」
1.改訂長谷川式簡易知能評価スケール
2.ハミルトン評価尺度
3.タイムドアップアンドゴーテスト
4.ロコモ度テスト
解答:2 (正答率62% ☆☆☆)
解説:
1.改訂長谷川式簡易知能評価スケールは我が国で最もよく使われている認知症の簡易検査であるため誤り
2.うつ病の評価にはハミルトンうつ病評価スケールが有用である
3.タイムドアップアンドゴーテストは複合的な動作能力で、下肢筋力や歩行能力をみる高齢者の運動評価に使われる
4.ロコモ度テストはロコモティブシンドロームの評価スケールであるため誤りである
はり師 きゅう師 第26回(2017年度) 問題127 東洋医学臨床論 【大項目】1.診断と治療 【中項目】B.治療計画
類似問題:
我が国の認知症の評価として使われるのはどれか。
1.ハミルトンうつ病評価スケール
2.FIM
3.改訂長谷川式簡易知能評価スケール
4.ロコモ度テスト