問題:次の文で示す症例に対し、局所治療穴を定めるための徒手検査で陽性になる可能性が最も高いのはどれか。「21歳の男性。大学で水泳部に所属し、専門はフリースタイル。肩の外転、屈曲時に肩前外側に痛みを呈する。」
1.イートンテスト
2.エデンテスト
3.インピンジメントテスト
4.リフトオフテスト
解答:3 (正答率85% ☆☆☆☆)
解説:水泳部でフリースタイルを専門としてきることから肩関節への強いストレスがかかり、肩関節の外転及び屈曲時に肩前面外側に痛みを訴えていることから肩峰と上腕骨大結節部の衝突が発生してると考えられる。1のイートンテストは頚椎部の神経根障害を疑うテスト、2のエデンテストは肋鎖症候群、4のリフトオフテストは肩甲下筋断裂を疑うテストであることから3のインピンジメントテストが正しい。
はり師 きゅう師 第26回(2017年度) 問題132 東洋医学臨床論 【大項目】7.スポーツ領域における鍼灸施術 【中項目】C.主なスポーツ障害・外傷に対する鍼灸施術
類似問題:
25歳女性。つり革を掴む動作をする際に肩に痛みが生じる。徒手検査で陽性になる可能性最も高いのはどれか。
1.インピンジメントテスト
2.ライトテスト
3.トンプソンテスト
4.トムゼンテスト
解答:2