問題:次の文で示す症例に対する治療穴で最も適切なのはどれか。「35歳の女性。職業は事務員。右前腕前面近位部の疼痛と第1指から第4指撓側半の掌側および母指球にしびれがある。前腕の回内動作に抵抗を加えると症状が増悪する。ファレンテスト陰性。」
1.手三里
2.孔最
3.大陵
4.四瀆
解答:2 (正答率38% ☆☆)
解説:右前腕前面近位部の疼痛、第1指から第4指橈側半の掌側および母子球のしびれがあり、前腕の回内動作に抵抗を加えると症状が増悪するため、回内筋症候群による正中神経の絞扼性神経障害である可能性が高い。 ファレンテストが陰性なので、手根管症候群ではない。したがって、回内筋上にある孔最が治療穴に適しており、2が正解
はり師 きゅう師 第26回(2017年度) 問題134 東洋医学臨床論 【大項目】4.症候に対する東西両医学からのアプローチ 【中項目】K.神経、運動器の症候
類似問題:
次の文で示す症例に対する治療穴で最も適切でないのはどれか二つ選べ。「35歳の女性。職業は事務員。右前面近位部の疼痛と第1指から第4指橈側藩の掌側および母指球にしびれがある。前腕の回内動作に抵抗を加えると症状が増悪する。ファレンテスト陰性。」
1孔最 2.少海 3.大陵 4.手三里