問題:次の文で示す症例に対して障害部位を走行する経脈の同名経の治療穴で最も適切なのはどれか。「52歳の男性。主訴は膝外側の痛み。最近、趣味である朝のジョギング時に膝外側の痛みを自覚したことから来院。徒手検査でグラスピングサインが陽性であった。」

1.下廉 

2.大陵 

3.会宗 

4.少府 

解答:3 (正答率59% ☆☆☆)

解説:この症例の病態は①ジョギング時に痛む②膝外側の痛み③クラスピングサイン陽性の3点からランナー膝(腸脛靭帯炎)が疑われる。同部位を走行する経脈は足の少陽胆経が考えられる。同名経の治療穴となると手の少陽三焦経なので、3.会宗が正解。

はり師 きゅう師 第26回(2017年度) 問題122 東洋医学臨床論 【大項目】4.症候に対する東西両医学からのアプローチ 【中項目】K.神経、運動器の症候

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