問題:全身性エリテマトーデスについて誤っているのはどれか。

1.女性に多い。 

2.白血球が増加する。 

3.抗核抗体が陽性である。 

4.蝶形紅斑を認める。 

 解答:2 (正答率71% ☆☆☆☆)

 解説:全身性エリテマトーデスは、免疫機能の異常によって、皮膚、関節など、全身の増加に炎症を引き起こす疾患。関節の炎症は一般的に間欠的で、関節に損傷が起きても、関節変形をきたすことは少ない。20〜40代の若い女性に多い。蝶形紅斑、腎障害、神経障害、活動期では血清補体価は低下し、白血球数(特にリンパ球)は減少する。また、抗核抗体が陽性となる。よって解答は4となる

 はり師 きゅう師 第25回(2016年度) 問題70 臨床医学各論 【大項目】10.自己免疫疾患 【中項目】A.膠原病と類縁疾患

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全身性エリテマトーデスについて、間違っているものはどれか?

1.神経障害

2,蝶形紅斑

3.男児に多い

4.リンパ球が減少する

解答:3