問題:「24歳の男性。1か月前から右下肢痛を自覚。近医を受診してMRI検査にて椎間板ヘルニアと診断された。SLRテスト陽性。アキレス腱反射減弱。」障害神経根のデルマトーム領域に治療穴を求める場合、最も適切なのはどれか。
1.陥谷
2.太渓
3.殷門
4.束骨
解答:4 (正答率35% ☆☆)
解説:SLRテスト陽性とアキレス腱反射減弱の所見があるので障害神経根はS1と考えられる。S1のデルマトーム領域は足背外側および足底部であるので束骨がその部分にあたる。1.陥谷は足背側中央なのでL5領域 2.太渓は足関節内側なのでL4領域 3.殷門は大腿後面なのでS2領域となる。
はり師 きゅう師 第25回(2016年度) 問題134 東洋医学臨床論 【大項目】5.疾患に対する東西両医学からのアプローチ 【中項目】I.運動器疾患
類似問題:
「25歳男性、腰椎椎間板ヘルニアと診断された。FNSテスト陽性、膝蓋腱反射減弱」障害神経根のデルマトーム領域に治療穴を求める場合、最も適切なのはどれか
1.豊隆
2.外梁
3.血海
4.承山
回答3