問題:下肢の骨について正しいのはどれか。
1.距骨には載距突起がある。
2.腓骨にはヒラメ筋線がある。
3.脛骨には粗線がある。
4.大腿骨には恥骨筋線がある。
解答:4 (正答率11% ☆)
解説:
1:載距突起は踵骨内側にみられる突起で、距骨との関節面を持ち、これを距骨下関節という。
2:ヒラメ筋線は脛骨後面にあり、ヒラメ筋の起始部である。
3:粗線は大腿骨体後面にみられ、内測唇と外側唇に分かれる。内側唇には内側広筋が起始し、長内転筋や短内転筋、大内転筋(内転筋群)が停止する。外側唇には外側広筋や大腿二頭筋短頭が起始し
4:恥骨筋線は大腿骨後面にある。粗線内側唇の上方に位置し、恥骨筋が停止する。
はり師 きゅう師 第24回(2015年度) 問題19 解剖学 【大項目】2.骨格系 【中項目】E.下肢の骨格
類似問題:
下肢の骨について正しいのはどれか
1.大腿骨頸の基底部外側に小転子がある。
2.脛骨に外果がみられる。
3.踵骨にはには載距突起がある。
4.腓骨に顆間突起がある。
解答:3