問題:「70歳の男性。嚥下障害と体重減少で来院し、食道癌と診断された。さらに右眼瞼下垂と縮瞳が認められた。」本疾患について適切なのはどれか。

1.腺癌が多い。 

2.中部食道に多い。 

3.化学療法は用いられない。 

4.予後は良い。 

 解答:2 (正答率71% ☆☆☆☆)

 解説:

1.扁平上皮癌が多い
2.日本人の食道がんは約半数が食道の中央付近からでき、次に食道の下部に多くできます。
3.食道がんの治療には、大きく分けて内視鏡的切除、手術、放射線治療薬物療法(化学療法)の4つがあります。
4.予後不良

 はり師 きゅう師 第23回(2014年度) 問題79 臨床医学各論 【大項目】5.消化器疾患 【中項目】B.食道疾患 【大問】

 類似問題:

本疾患について適切なのはどれか。
1.扁平上皮癌が多い
2.腺癌が多い
3.予後良好
4.化学療法は用いられない

解答.1