問題:高尿酸血症について正しいのはどれか。

1.ヒスタミンと関連がある。 

2.尿管結石の原因となる。 

3.痛風発作の初発部位は手の指節間関節である。 

4.自己免疫疾患である。 

 解答:2 (正答率45% ☆☆)

 解説:高尿酸血症の状態が長く続くと尿酸は結晶になって関節に沈着し、痛風を引き起こす。
1.痛風発作はヒスタミンによる血管透過性の亢進との関係はあるが、高尿酸血症自体は直接的なヒスタミンとの関係はない。3.また痛風の最も頻発する初発部位は母趾MP関節である。4.自己免疫疾患には属さない。
2.高尿酸血症が持続すると、尿酸をはじめとする尿中の難溶性物質が尿路に析出しら結石を形成する。

 はり師 きゅう師 第24回(2015年度) 問題69 臨床医学各論 【大項目】8.代謝・栄養疾患 【中項目】C.尿酸代謝異常

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高尿酸血症について誤っているのはどれか。

1.肥満細胞や好塩基球からの脱顆粒と関係がある

2.尿管結石の原因となる

3.痛風発作の初発部位は母趾MP関節である

4.自己免疫疾患ではない

解答: 1