問題:膝関節について正しいのはどれか。

1.最大屈曲位では固定される。 

2.内側側副靭帯は伸展位でゆるむ。 

3.前十字靭帯は脛骨の前方移動を制限する。 

4.大腿二頭筋を内側ハムストリングスと呼ぶ。 

 解答:3 (正答率78% ☆☆☆☆)

 解説:前十字靭帯は脛骨の前方移動を制限する。断裂すると脛骨が前方に移動(前方引き出しテスト陽性、ラックマンテスト陽性)し、不安定性が出現する。内側側副靭帯は屈曲位で緩む。最大伸展位で固定される。股関節の伸展には大殿筋とハムストリングと呼ばれる3つの大腿後側筋(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)が働く。

 はり師 きゅう師 第23回(2014年度) 問題82 リハビリテーション医学 【大項目】5.運動学 【中項目】C.四肢と体幹の運動

 類似問題:

股関節について正しいのはどれか

1.股関節は蝶番関節である

2. 寛骨臼が骨頭を包み込んで安定させている

3.大腿四頭筋は前方ハムストリングと呼ぶ

4.大腿骨と坐骨が関節をつくる

回答2