問題:「74歳の男性。農業に従事。主訴は頻尿と会陰部の不快感。10年前から尿が出始めるまでに時間がかかるようになった。就寝後、排尿のため2回は覚醒する。PSA値は正常範囲内である。会陰部の不快感が増強している。血尿、尿混濁は認めず、排尿痛はない。」会陰部の症状緩和を目的に陰部神経への鍼施術を行う場合、刺鍼部位の目安となる体表点で最も適切なのはどれか。

1.上後腸骨棘と坐骨結節下端内側を結ぶ線上の中点 

2.大転子と上後腸骨棘を結ぶ線の中点から直角下方3cmの点 

3.大転子と坐骨結節を結ぶ線上の内側3分の1の点 

3.大転子と仙尾関節を結ぶ線上の外側3分の1の点 

解答:1 (正答率23% ☆)

 解説:陰部神経の走行を考えた時に一番適切なものは1番である。

 はり師 きゅう師 第24回(2015年度) 問題124 東洋医学臨床論 【大項目】5.疾患に対する東西両医学からのアプローチ 【中項目】F.腎・泌尿器疾患

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