問題:「45歳の男性。、高血圧、頻拍発作の精査で受診。血中ナトリウム、カリウム値は正常範囲内であったが、腹部CTにて右副腎部に腫瘍病変を認めた。」本患者によくみられる所見はどれか。

1.頭痛 

2.発汗量減少 

3.低血糖 

4.貧血 

 解答:1 (正答率59% ☆☆☆)

 解説:本症例は副腎の腫瘍病変、高血圧、頻拍発作などの症状から褐色細胞腫を疑う。
褐色細胞腫の症状として高血圧、頭痛、発汗、高血糖、顔面蒼白、四肢冷感、手指振戦、痩せなどを呈する。

 はり師 きゅう師 第23回(2014年度) 問題77 臨床医学各論 【大項目】9.内分泌疾患 【中項目】C.副腎疾患 【大問】

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次の文て示す症例について
「45歳男性。高血圧、頻拍発作の精査で受診。血中ナトリウム、カリウム値は正常範囲内であったが、腹部CTにて右副腎部に腫瘍病変を認めた。」

本患者によく見られる所見でないのはどれか。

1.頭痛
2.発汗
3.低血糖
4.顔面蒼白

解答:3