問題:「48歳の女性。2年前、左手のこわばりがみられ、その後、近位指節間関節から始まる左指の関節痛と腫れが生じ、さらに右指の関節も痛みだした。現在では、両側の手・膝関節にも関節炎がみられる。光過敏や嚥下障害はない。」本疾患で陽性となるのはどれか。

1.リウマトイド因子 

2.LE細胞 

3.抗Jo-1抗体 

4.抗トポイソメラーゼI抗体(抗Scl-70抗体) 

 解答:1 (正答率54% ☆☆☆)

 解説:左右対称に症状が出るという点と、光過敏や嚥下障害のどちらもないことから2.3.4.の回答が否定できる為回答は1となる。

 はり師 きゅう師 第24回(2015年度) 問題75 臨床医学各論 【大項目】10.自己免疫疾患 【中項目】A.膠原病と類縁疾患 【大問】

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