2019-08-10から1日間の記事一覧

問題:「24歳の男性。1か月前から右下肢痛を自覚。近医を受診してMRI検査にて椎間板ヘルニアと診断された。SLRテスト陽性。アキレス腱反射減弱。」障害神経根のデルマトーム領域に治療穴を求める場合、最も適切なのはどれか。

1.陥谷 2.太渓 3.殷門 4.束骨

問題:「24歳の男性。1か月前から右下肢痛を自覚。近医を受診してMRI検査にて椎間板ヘルニアと診断された。SLRテスト陽性。アキレス腱反射減弱。」痛みを評価する方法として最も適切なのはどれか。

1.CMI 2.ローランドモリス デイスアビリテイ クエスチヨナリー(RDQ) 3.ニューメリカル レイティングスケール(NRS) 4.ロールシャッハテスト

問題:下顎を挙上し後方移動すると顎関節が痛む場合、主動作筋への局所治療穴として最も適切なのはどれか。

1.下関 2.曲鬢 3.顴髎 4.頬車

問題:次の文で示す症例で行った検査法はどれか。「55歳の男性。最近、耳の聞こえが悪くなり来院した。音叉を鳴らし、その把持部を乳様突起に当て、音が聞こえなくなった後、外耳孔近くで音叉の音を聞かせた。」

1.リンネ検査 2.ロンベルグ検査 3.ビング検査 4.ウェーバー検査

問題:次の文で示す症例に対する治療でデルマトームを応用した経穴として最も適切なのはどれか。「22歳の女性。主訴は便秘。便意の抑制の習慣化により発症した。近医を受診し、器質的病変は認められなかった。」

1.膈兪 2.胃兪 3.大腸兪 4.中髎

問題:次の文で示す高齢者の機能評価はどれか。「椅子から立ち上がり、3m先の目印を回って、再び椅子に座るまでの歩行時間を測定する。」

1.PCGモラールスケール 2.ロコモ度テスト 3.タイムドアップアンドゴーテスト 4.バーセルインデックス

問題:次の文で示す症例で罹患筋を対象に施術する場合、最も適切なのはどれか。「32歳の男性。野球チームでピッチャーをしている。最近、投球動作でフォロースルー期に肩後方の痛みを感じるようになった。」

1.前鋸筋 2.小胸筋 3.肩甲下筋 4.小円筋

問題:徒手検査所見と罹患部への治療穴の組合せで適切なのはどれか。

1.チェアテスト陽性 ― 支正 2.グラスピングテスト陽性 ― 膝陽関 3.K.ボンネットテスト陽性 ― 関元兪 4.インピンジメントテスト陽性 ― 臑会

問題:次の文で示す患者への施術で罹患神経への治療穴として最も適切なのはどれか。「30歳の女性。1週間前から手の小指側にしびれを感じ、母指の内転運動障害がみられる。フローマン徴候陽性、ファレンテスト陰性。」

1.列欠 2.霊道 3.大陵 4.陽池

問題:脳卒中後の後遺症による上肢の屈曲拘縮に対し拮抗抑制を利用する目的で低周波鍼通電療法を行う場合の経穴の組合せで最も適切なのはどれか。

1.肩髎 ― 肩髃 2.天泉 ― 侠白 3.消濼 ― 臑会 4.少海 ― 間使

問題:肩甲上腕関節の拘縮の所見はどれか。

1.自動運動より他動運動の可動域が大きい。 2.肩甲上腕リズムが1:2である。 3.肩峰直下に圧痛がある。 4.エンドフイールが明瞭である。

問題:肩関節外転90度で外旋の自動運動を行ったところ、肩の後方の疼痛を自覚した。罹患筋への刺鍼部位として最も適切なのはどれか。

1.結節間溝 2.肩甲骨下角 3.棘下窩の中央 4.隆椎と肩峰の中点

問題:C8神経根障害でデルマトームを応用した低周波鍼通電療法を行う場合の経穴の組合せで最も適切なのはどれか。

1.合谷 ― 温溜 2.神門 ― 後渓 3.列欠 ― 孔最 4.手五里 ― 臂臑

問題:鍼灸治療についてSOAP形式で記録する場合、Aに該当するのはどれか。

1.医療面接の内容 2.他覚的所見 3.治療内容 4.治療経過の評価

問題:「63歳の男性。手のふるえ、歩行困難、歯車様の筋強剛がみられる。」本患者の特徴的な手のふるえはどれか。

1.コップをつかもうとするときのふるえ 2.ゆっくりと踊るようなふるえ 3.丸薬を丸めるような手指のふるえ 4.細かい指先のふるえ

問題:頸椎の間欠牽引療法を座位で施行する場合、頸椎の牽引角度で最も適切なのはどれか。

1.屈曲15度 2.0度 3.伸展15度 4.伸展30度

問題:次の文で示す患者の病証に対し、循経取穴で瀉法を行う経穴はどれか。「36歳の男性。1か月前に右足の内がえし捻挫を起こした。現在、腫脹は取れたが、前距腓靭帯部の熱感と動作時の疼痛が残っている。下腿外側部の自発痛を伴う。ストレスが増すと痛みは強くなり口苦を自覚する。舌質は紅、舌辺の舌苔は剥落。脈は滑。」

1.内庭 2.侠渓 3.行間 4.然谷

問題:承山への刺鍼が最も有効なスポーツ外傷で陽性となる徒手検査はどれか。

1.ラックマンテスト 2.トンプソンテスト 3.コーゼンテスト 4.グラスピングテスト

問題:高齢者の運動器の機能評価に用いるのはどれか。

1.PGCモラールスケール 2.MMSE 3.バーセルインデツクス 4.ロコモ度テスト

問題:月経痛を訴える患者で鍼灸治療が最も適するのはどれか。

1.16歳、月経周期は不定、月経1日目に強い疼痛がある。 2.27歳、月経のたびに胸痛を伴う。 3.42歳、過多月経で貧血もある。 4.50歳、月経周期は不定、帯下があり不正性器出血がある。

問題:「38歳の女性。1か月前から家事動作で右手首の撓側が痛むようになり、近医にてドケルバン病と診断された。湿布を続けたが徐々に痛みが増強したため来院。」罹患筋に対する鍼施術で適切な経穴はどれか。

1.孔最 2.支溝 3.遍歴 4.手三里

問題:「38歳の女性。1か月前から家事動作で右手首の撓側が痛むようになり、近医にてドケルバン病と診断された。湿布を続けたが徐々に痛みが増強したため来院。」病態を確認する目的で行うアイヒホッフテストの方法で正しいのはどれか。

1.母指を中に入れて握った手の尺屈を指示する。 2.母指を外にして握った手の尺屈を指示する。 3.母指を中に入れて握った手の橈屈を指示する。 4.母指を外にして握った手の橈屈を指示する。

問題:肩関節周囲炎の内旋制限に対し、拘縮している筋への施術で適切な経穴はどれか。

1.肩井 2.曲垣 3.天宗 4.中府

問題:「74歳の男性。農業に従事。主訴は頻尿と会陰部の不快感。10年前から尿が出始めるまでに時間がかかるようになった。就寝後、排尿のため2回は覚醒する。PSA値は正常範囲内である。会陰部の不快感が増強している。血尿、尿混濁は認めず、排尿痛はない。」会陰部の症状緩和を目的に陰部神経への鍼施術を行う場合、刺鍼部位の目安となる体表点で最も適切なのはどれか。

1.上後腸骨棘と坐骨結節下端内側を結ぶ線上の中点 2.大転子と上後腸骨棘を結ぶ線の中点から直角下方3cmの点 3.大転子と坐骨結節を結ぶ線上の内側3分の1の点 3.大転子と仙尾関節を結ぶ線上の外側3分の1の点

問題:「74歳の男性。農業に従事。主訴は頻尿と会陰部の不快感。10年前から尿が出始めるまでに時間がかかるようになった。就寝後、排尿のため2回は覚醒する。PSA値は正常範囲内である。会陰部の不快感が増強している。血尿、尿混濁は認めず、排尿痛はない。」本症例の疾患で最も適切なのはどれか。

1.膀胱炎 2.膀胱結石 3.前立腺肥大症 4.前立腺癌の進行期

問題:胃痛に対して行う低周波鍼通電療法で、デルマトームを応用した経穴の組合せとして正しいのはどれか。

1.三焦兪 ― 腎兪 2.膈兪 ― 肝兪 3.玉枕 ― 天柱 4.大杼 ― 肺兪

問題:末梢神経麻痺と罹患筋への低周波鍼通電療法で用いる経穴との組合せで正しいのはどれか。

1.筋皮神経麻痺 ― 外関・陽池 2.橈骨神経麻痺 ― 曲池・合谷 3.正中神経麻痺 ― 支正・小海 4.尺骨神経麻痺 ― 郄門・内関

問題:異常歩行とその原因となる筋に対する局所治療穴との組合せで正しいのはどれか。

1.鶏歩 ― 三陰交 2.はさみ脚歩行 ― 陽陵泉 3.分回し歩行 ― 足三里 4.トレンデレンブルグ歩行 ― 居髎

問題:機能性月経困難症の患者の治療でデルマトームを考慮して選穴する場合、適切でないのはどれか。

1.関元 2.脾兪 3.三焦兪 4.大腸兪

問題:「57歳の女性。閉経は54歳。最近、顔のほてりと発汗が頻発し、耳鳴り、めまい、手足のほてり、腰部の重だるさ、肩こりを随伴し受診した。ホルモン検査で異常が指摘された。舌質は暗紅、舌苔は少なくやや乾燥。脈は細数。小腹不仁が認められた。」患者のホルモン検査で血中濃度が基準値より高いのはどれか。

1.エストラジオール 2.ゴナドトロピン 3.バソプレシン 4.プロスタグランジンF2a